第3回千歳烏山歌会に参加しました。
こんにちは、太田青磁です。
5月12日(土)に千歳烏山歌会に参加しました。この歌会は未来の嶋凜太郎さんが中心となっている歌会で、少人数で連作形式の作品を読みあう批評を中心とした集まりです。
未来の各欄の方々、塔の方、短歌人のわたしと結社の枠を越えたメンバーは、各々まったく違うスタイルで短歌を作っています。お互いに何を基準に短歌を作っているのかを共有しつつ、その個性をどのように評価するのかは毎回とても刺激的で、かつ自分のスタイルを見つめる機会であったりもします。おやつに柏餅を食べつつ、近況を話し合ったりするのもたのしいひと時でした。
今回は、ゴールデンウィークに参加したイベントについて連作を作ったのですが、いろいろと手を出し過ぎていて、一首一首のつくりにかなりの粗さが残っていました。たくさんの評を聞き、未熟さを感じていました。
平板な日常をどう切り取るのかを歌うのであれば、その角度にこそ表現を見出さなければならないし、この角度から歌っているということを正確に読者に届かせなければ価値はないのだなあ、などということを考えております。
景の切り取り方、立ち上げ方、リリースのポイントに、もっともっと端的にリズミカルに手ごたえのある感情をのせていきたいです。そしてクリアで的確な評を述べられるよう読みの力をつけていきたいです。
今回は懇親会に参加できなかったのが残念ですが、自作にていねいに向き合っていきたいという思いを実感できたのは収穫です。
参加者の皆さま、どうもありがとうございました。