短歌人会新年歌会に参加しました。
こんにちは、短歌人の太田青磁です。
1月22日に短歌人の新年歌会に参加しました。全国各地から116首もの詠草が学士会館に集まり活気のある一日を過ごすことができました。
入会3年目で2回目の新年歌会参加となりましたが、去年に引き続きマイク係を担当しました。
これは一見簡単そうに思えるのですが、会の進行と先行批評の方、話をしたそうな人を見極めてさりげなくマイクを手渡す。そしてマイクを受け取ったあとの流れを先読みして、もう一方のマイク係の方に準備をお願いする。はじめて参加された方をフォローしつつ、評を述べるのも役割です。多少もたついたところで大きな影響はないのですが、限られた時間で議論の集中が削がれないように意識していました。
当日の詠草です。
いにしえの歌人の札を並べおきコンマ2秒でたたみを払う(太田青磁)
新年ということで、競技カルタの歌を出しました。少し前の別の歌会でわりと評判がよかった歌です。17点もいただき予想以上の健闘でした。百人一首の書籍を出されている天野さんからも選をもらって大満足です。
歌会のあとは、懇親会です。
短歌人賞の受賞セレモニーと新しく編集委員に就任された方々の挨拶、新入会の方々の紹介、歌壇賞を受賞された大平千賀さんのスピーチ、参加者全員の紹介と流れて、顧問の蒔田さくら子さんから、短歌人としても何度目かの大きな再出発とお話をいただき晴れやかな気持ちで懇親会を過ごしました。
二次会は、毎年恒例の「酔の助」で、わいわいと話をしました。一昨年の最終選考に残していただいた作品について谷村さんから激励を受けました。モーツァルトの曲はたくさんありすぎて明るすぎるから苦手だと言うところで、意見が合ったのがおもしろかったです。
その後は、斉藤斎藤さん、生沼さん、内山さんの新編集委員の方々ともフランクに突っ込んだ話ができました。自分自身の歌や作歌姿勢にも率直な意見をたくさんいただきました。
そんなこんなで深夜まで飲んだくれていたわけですが、とても楽しい一日でした。ご一緒くださった皆さまへ心からの感謝と、ささやかであれ会の運営と発展に貢献していきたいなと思います。どうもありがとうございました。