2016年を振り返って
こんにちは、短歌人の太田青磁です。
2016年の短歌活動を振り返ってみます。
歌を詠むという点では、今年はこれといった進歩がみられずもどかしい一年でした。欠詠しないという最低のラインをギリギリ越したという実感です。
歌を読む場を作る、人と出会う場に足を運ぶ、地道に歌を読み続けるということを意識して活動しました。結社に仲間を募り入会してくれた方に恵まれたこと、拙いながらも「さまよえる歌人の会」で発表の場を持てたこと、読書会が定期的に開催できていることは、自信につながりました。
短歌人の歌会は、11回中9回参加(新年歌会出席、全国大会・11月は欠席)勉強会は4回皆勤、とホームを大事にという意識で臨みました。歌自体はあまり光るものは出せませんでしたが、散会後や懇親会で評や発言姿勢を肯定的に捉えてくださる方がいたことはうれしかったです。
未來の全国大会に混ぜてもらったり、大辻さんの歌会に参加することで、短歌の間口の広さを感じました。文学フリマの日に懇親会を企画して、遠方の方を含め多くの歌人の方にご参加いただきました。結社や世代、地域といった壁をわずかでも下げることができればとの思いでした。短歌の場ということを考えると、都内在住で週末に休みが取れるということは恵まれているのかも知れないと思うようになりました。
来年の目標は、まとまった数の連作を作ることと評論を書くことにチャレンジしてみたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。