2018-05-29 短歌人2018年6月号 短歌人 こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 一市民を意識したしと春雨の議事堂前にわれしばし立つ 自意識が邪魔をしておりコールには静かな怒りの念のみ送る <ここからは出れません>とう看板のら抜きにあらわる出来合いの感じ 「水色のヘアアクセサリー」と娘から指示ある妻の誕生日前夜 六年生は背中を見せる役目だと入学式に子は背伸びせり 浅草におでんを食えば同い年は旧知の仲なり初対面なれど 感想などお聞かせいただけるとうれしいです。