「いまとここと現代短歌」幕間 朗読と独唱
フラワーしげるさん
現代短歌をギターで弾き語り、ヒップホップやロック、シャウトを交えた魂のこもった歌声で
千葉聡さん
キーボードを片手に、現代短歌と古今和歌をあたたかく哀愁のある歌声で
(千葉聡さんの歌はこちらから聞けます)
https://www.youtube.com/watch?v=7BTW4HzkvVA
やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける 世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふ事を、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり 花に鳴く鶯、水に住む蛙の声を聞けば、生きとし生きるもの、いづれか歌をよまざりける 力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女のなかをもやはらげ、猛き武士の心をも慰むるは、歌なり
(紀貫之/『古今和歌集仮名序』)