2015-11-10 短歌人2015年11月号 短歌 短歌人 こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠を紹介します。短歌人2015年11月号 会員2 太田青磁 喧騒を都会に残し山なみを窓に迎えるビューやまなし号 機械にて切り分けられて人の手でつつまれてゆく信玄餅は 鈴なりの赤き葡萄はやや酸くて黒き葡萄はずしりと甘し 起き抜けの酔いのわずかに残る身をワイン風呂へと浸しゆく朝 生まれ年のワインの重さ舌に受け熟成したきよ吾の心も 会費制懇親会の会費欄時価と小さく記されており 感想などお寄せいただけると嬉しいです。