太田青磁の日記

There's no 'if' in life… こんにちは、短歌人の太田青磁です。

2015年を振り返って(前編)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。
この一年間はいろいろなことがあったのですが、短歌についての出来事を振り返ってみようと思います。

第10位 はじめてのネットプリント「音符に抱かれて」を配信しました

夏に開催されたネプリ祭りという企画の中で、ネットプリント「音符に抱かれて」の作成と配信をしました。短歌クラスタの皆さんは、短歌が素敵なだけじゃなくて、デザインセンスがあったり、絵心があったり、仕掛けがあったりと自分らしさをどこに出そうかなと思ったのですが、シンプルに作りました。

 「手長いね」そんな理由で誘われてトロンボーン吹く十三の春 (太田青磁/「そんな」)

第9位 短歌なコラボ作品に挑戦しました
小宮子々さんと本をテーマに相聞したり、蒼井灯さんと今について熱く語り合ったり、泳二さんと新しいコンビを作ったり、彩華さんと都々逸神戸節を詠んだりと、お互いの作風や価値観をぶつける楽しさを味わいました。

 閃光の尾は鮮やかに消えてゆきタイムラインは今で溢れる/(太田青磁&蒼井灯/R-2ぐらんぷり2015年春「今」)

第8位 読書メーター短歌コミュニティでチーム詠に参加しました
読書メーターの短歌コミュニティではメンバーが続々といろんなイベントや賞に参加したり、それぞれ結社に所属したりと活躍の場を拡げていることも刺激になりました。ラインで評を交わし合ったりチームで短杯に出たのも楽しかったです。

 ベンチにて少年野球を見つめてる汗だらだらのマンゴーシェイク(The BookMeter/短杯2015「夏」)

第7位 地方出張の合間を縫って多くの方と交流しました
今年の秋は地方出張が多くて、中部や近畿の歌人の方にたくさん会えました。大阪マラソンリーディングや関西文フリに参加したり、短歌人関西歌会の懇親会に呼んでもらえたり、葉ね文庫や平和園を訪問できたりと。この経験をベースにジセダイタンカの「東下り」ができました。

 逢坂の関を越えればあと一刻のぞみ最終東下りす(太田青磁/「東下り」)

第6位 短歌人2015年10月号の特集 卓上噴水に「風のメロディ」が掲載されました

結社誌に見開き2ページの特集、卓上噴水に20首「風のメロディー」が掲載されました。月詠15首でも大変だと思っていたところ、20首もまとめて出していただくなんてびっくり。顔写真とプロフィールも載ったので、結社の方に顔と名前を一致してもらえるようになりました。

 芦ノ湖の風のメロディ聞きたくて遊覧船のデッキにのぼる(太田青磁/「風のメロディ」短歌人2015年10月号卓上噴水)

後半に続きます。