千歳烏山歌会に参加しました
3月25日の日曜日に千歳烏山歌会に参加しました。この歌会は五首の記名連作の互評をおこなうのですが、今回は十五首で発表した作品のラスト五首を評してもらいました。
無記名一首を評するときは、その歌自体がもつ意味や調べをテキストのみをベースにひも解いていくのですが、五首あると作者の文体や技法の使い方の傾向、作歌の奥にあるそれぞれの価値観を、また五首の作品のなかでどの歌がよいかといった、同じ作者の歌を比較して読むという経験ができました。
また、自分の歌に対しても、歌そのものの強度のバランス感や、歌と歌の行間に込めた思いなども汲んでもらえてうれしかったです。
会場の採光がすばらしく、景色をみながら桜餅をいただき、少しだけ花見の気分を味わうことができました。
懇親会も、早めの時間からたっぷりと話をすることができて、どのように短歌と向き合っていきたいのかなどを、異なる結社の方々と話をすることができました。
参加者の皆さま、どうもありがとうございました。