短歌人2017年1月号
こんにちは、短歌人の太田青磁です。
今月の月詠です。
短歌人2017年1月号 会員2(太田青磁)
立冬という名の響きににふさわしく 木枯らし一号吹きぬける朝
自転車の荷台に乗せる坂道はこわいやっぱりこわい気持ちいい
「21じゃきついんだよね」上履きを買い替えるたび口調大人びて
班長となりしわが子ののたまうに「春風亭昇太(ショータ)といっしょ、消去法だよ」
洋食屋のキッチンカウンター粛々と日替わりランチが行列をなす
後ろの二首は歌会などで推敲の機会をいただいた歌です。
2017年新年号は編集委員の交代に加え、天野慶さんの時評、新しくはじまった連載、短歌人賞の選考、昇欄された方の発表と盛りだくさんな誌面です。
短歌の感想などお聞かせいただけるとうれしいです。