太田青磁の日記

There's no 'if' in life… こんにちは、短歌人の太田青磁です。

短歌人 新年歌会に参加しました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。

少し時間が経ってしまいましたが、先週の1月17日に短歌人の新年歌会に参加しました。
昨年は仕事の都合で、夏季集会は家の予定で参加できなかったので、はじめての大きなイベントでした。

この日はマイク係という大役を仰せつかり、午前中は緊張しながら会場を動き回っていました。誌上でお目に掛かっていた方々と、短いながらもコミュニケーションが取れたのがうれしかったです。

さて、午後の部はマイクを関西の鈴木秋馬さんに託して発言を、と思っていた途端に司会の方に当てられてしまい、前評者の意見をなぞるに留まったのが残念でした。探査機のうたははやぶさ2だったのかを確認できなかったのはちょっとくやしかったですね。

その後も、発言をせねばと思いながらも会の雰囲気に押されて、指名発言しかできなかったのは大きな課題だなあと思います。

今回、提出した詠草です。

  「羽生さん」とあればはぶさん「羽生君」とあればはにゅうくんと読んでしまう

年代的なものもあるのかと思いますが、はぶくんと呼ぶのは、加藤一二三先生くらいで、はにゅうさんと呼ぶのは、彼より下の世代かなと。4句が思いっきり余っているのですが、勢いで出したところ、「目で読むと面白いけど、読み上げられるともたつく感じがする」、「気づきはあるけど、後から読んで通じるかという課題がある」などの評をいただきました。100首を超える歌の中から、評をもらえるのは得難い経験でした。

また、参加者の10首選でも、9名の方に選んでいただき、趣味に走った歌にしては思ったより支持されていてうれしかったです。

その後は、懇親会、二次会と多くの方とお話しする機会があり、あっという間の一日でした。10月号に掲載していただいた連作「風のメロディー」にもあたたかなコメントをもらい、少しずつ結社の一員になりつつあることを感じられるようになってきました。

歌をどう作るのか、どう読めばよいのか、といった表現の問題から、「短歌人」を活気のある結社にするにはどうしたらよいのか、などなど、主催者側のご意見を伺うこともできて、考えさせられることも多かったです。

いちばんは、良い歌を作り結社内外に発信していくことですが、結社の方々の作品を読み、触れることで結社の価値を確認していくこと、また、超結社のイベントに参加したり、イベントを企画することで、短歌人の良さを外部に伝えていくことも大事なのかなあと感じています。

まずは欠詠せずに、投稿を重ねることを目標として、歌に向き合っていこうと思います。また、歌会や勉強会での発言を増やせるよう、語彙力と読解力を身につけていきたいです。

歌会、懇親会でご挨拶させていただいた方々、運営を担当くださった皆さまに御礼いたします。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。