太田青磁の日記

There's no 'if' in life… こんにちは、短歌人の太田青磁です。

短歌人東京歌会に参加しました

13日の日曜日に池袋の豊島区生活産業プラザで行われた短歌人の東京歌会に出席しました。

今月は珍しく題詠です。スポーツを詠むということで、インドア派の自分には少し難しい題でした。

歌会の後は忘年会があると聞いて、ものすごく楽しみにしていたのですが、翌日の出張の都合で夕方の飛行機で四国へ移動しなければならないとのこと、出がけに電話が掛かってきたり、荷物をまとめたりと、家を出る時間がすっかりおそくなってしまいました。

逸る気持ちを押さえて会場に着くと、既に15首の評が終わっており、16首目から参加します。初見で読みが違う歌には、挙手してアピールしてみたりと、自由闊達な雰囲気を楽しめました。

予想通りというべきか、フィギアスケートとラグビーの歌が多かったのですが、棒高跳びや乗馬、相撲や格闘技、プロ野球やキャッチボールなど多彩なスポーツを観戦しているような気持ちになりました。

提出した詠草です。

和の調べを伴奏として氷上に正確無比のジャンプを決める(太田青磁)

実は、自分の歌は15首目で評を聞き損ねてしまったのですが、「正確無比」という言葉が、羽生君の演技だけでなく、歌の調べにも効いているという言葉をいただいたようでうれしい限り。

添削をいただいている川田さんからは、今だから固有名詞がなくても共有できるけど、歌を残すためにはきちんと主題を提示した方がよいとのアドバイスをいただきました。

歌人誌2月号にアレンジした形で掲載される予定です。

新年歌会では、多くの方とお話しできるといいなと思っています。