太田青磁の日記

There's no 'if' in life… こんにちは、短歌人の太田青磁です。

短歌人

作品月評8月号に掲載されました(短歌人2017年10月号)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 8月号に掲載された短歌の評をいただきました。 短歌人2017年10月号 作品月評8月号会員2欄 斉藤斎藤評 納会は納涼船なり桟橋に職責順に社員居ならべり(太田青磁) 大きくはない船に積み込まれ、勤務時間よりも窮屈そうな…

短歌人夏季全国集会(2017)に参加しました。(2)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 引き続き、夏季集会の話題をいくつか。 「いい歌バトル@宇都宮」では、台本のない進行はやはり盛り上がるものだなあと思いました。運営については、外部の方にいらしていただくのであれば、受付は準備しましょうとか、…

短歌人夏季全国集会(2017)に参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 8月5日・6日の2日間、短歌人の夏季全国集会が宇都宮で開催されました。 初日は「いい歌バトル」と称した、参加者(短歌人所属歌人10名+ゲスト宇都宮敦さん、服部真里子さん)がここ一年に出版・販売された歌集、総合誌…

短歌人2017年8月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年8月号 会員2(太田青磁) 納会は納涼船なり桟橋に職責順に社員居ならべり 舳先にて橋をくぐりぬ その橋の横顔しばし見つめていたり スマートフォンの激しく割れた画面見るわれのからだは…

書評『WAR IS OVER! 百首』南輝子歌集

ふめば肉体につたはるうおんうおん桜花ふみしむ父踏むやうにしやりしやりと舎利骨片の音させてこよひ喪の戸へ銀河ふりしく 南輝子の第四歌集は、一冊を通じて亡き父への挽歌であり、平和をこいねがう鎮魂歌で構成されている。桜や骨といった失われた命を彷彿…

短歌人東京歌会にて研究会発表をしました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 7/9(日)の東京歌会に参加しました。詠草は56首とけっこう多めでしたが、活発に歌の批評ができました。今回は月詠のを選をお願いしている方に批評してもらうことができて、視点や構成などの基本的な要素をもっと意識し…

第16回髙瀬賞受賞作「光のあわい」浪江まき子さん

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 短歌人7月号は髙瀬賞(短歌人新人賞)の発表がありました。 今年の受賞作「光のあわい」は一首一首に独自の観察眼があり、自分の視野と自分を俯瞰的に捉える視野の重なりをうまく描きとった歌が多く、都市に生きる生活者…

短歌人2017年7月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年7月号 会員2(太田青磁) パイプ椅子をたたむ早さを競いおり管弦楽団員なるわれは ぬばための月なき夜の川面見ゆラフマニノフの二番のピアノ 藤棚が風になびくに目あげればスカイツリーは…

短歌人2017年6月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年6月号 会員2(太田青磁) 花からはこんな感じに見えるのか自撮り棒なる宴会の景 塾終えし子とプール終えし妻との夜桜をみるわずかな寄り道 あてどなく仕事のわれを鎮めんとバリスタの手の…

書評『黄色いボート』原田彩加歌集

書肆侃侃房新鋭短歌シリーズ第三期として出版された著者の第一歌集。やわらかな感性と対象への温かくも細やかな観察眼がひかる。 スプーンを水切りかごに投げる音ひびき続ける夜のファミレス 現代歌人協会主催全国短歌大会で朝日新聞社賞を受賞した一首。都…

書評『人魚』染野太朗歌集

「まひる野」に所属する著者の『あの日の海』に続く五年をまとめた第二歌集。見返しの紙質やプラスチックの帯にもこだわりがみえる。 ネルボンという眠剤を処方され妻と笑いし冬もあったな盂蘭盆は父の酒量のいや増して焼酎に氷鳴りやまぬなり この歌集の大…

短歌人4月東京歌会に参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 毎週、何かしらのイベントに足を運んでいるものの、気がつくとレポートをため込んでしまい反省の日々です。 4月9日に短歌人4月東京歌会に参加しました。 この日も多くの方が集まり50首を超える歌を活気を持って評をし…

短歌人2017年4月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年4月号 会員2(太田青磁) 雨の日は一回休みというサイン(心の声はいつもただしい)不安にて眠れぬ夜は辛けれど起こされる妻はさらに辛かりどうして早く寝ようとしないとまっとうな怒りの…

短歌人3月東京歌会に参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 3月18日の土曜日に短歌人の東京歌会に参加しました。 1月は新年歌会、2月は勉強会だったので、通常のスタイルの歌会は3か月ぶりです。はじめて東京歌会に参加したのが、2015年の3月だったので、成長できてるのかという…

短歌人2017年3月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年3月号 会員2(太田青磁) 二〇一七年一月一日うるう秒 一秒ながく初夢をみる 十四歳五ヵ月が七十六歳の「神武以来の天才」倒す 軽やかに腕をしならすチェリストは樵(きこり)のごとく組…

短歌人2017年2月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年2月号 会員2(太田青磁) お客様の社屋に通う お客様の社食に通う またしても朝日付だけ更新されるスケジュール 動く歩道を逆に走って先月も先々月も協定に決められた通り残業しました眠…

短歌人2017年1月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年1月号 会員2(太田青磁) 立冬という名の響きににふさわしく 木枯らし一号吹きぬける朝 自転車の荷台に乗せる坂道はこわいやっぱりこわい気持ちいい 「21じゃきついんだよね」上履きを買…

文さんのブログで短歌が紹介されました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 文さんのブログ「f_blue な日々」にて、私の短歌が紹介されました。 眼の遠くなりし上司に頼まれて細かなメモの文字音読す(太田青磁) fumikohblue.at.webry.info 文さん、ありがとうございました。

長谷川知哲さんのブログで短歌が紹介されました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 長谷川知哲さんのブログ「切磋琢磨Blog」にて、私の短歌が紹介されました。 有隣堂の文庫カバーをひとつずつ集めて作る本棚の虹(太田青磁) 切磋短歌Blog 短歌人会員2 その3 2016/12 長谷川知哲さん、ありがと…

短歌人東京歌会に参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 12月11日に短歌人の東京歌会に参加しました。年内最後の歌会とあって、見学の方も含め50首の歌を読みあいました。先月は東京歌会に参加できず、勉強会や読書会、文学フリマなどに参加していたので、遠征を終えてホームに…

短歌人2016年12月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2016年12月号 会員2(太田青磁) エクセルに埋め込まれたる関数をほどきて半期決算となす 目の遠くなりゆく上司に頼まれて細かなメモの文字音読す 有隣堂の文庫カバーをひとつずつ集めて作る本…

短歌人2016年11月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。今月の月詠です。 短歌人2016年11月号 会員2(太田青磁) あ 夕暮れのスカイツリーはあでやかにうす紫のひかりこぼせり 空へゆくチケット売り場に並ぶ列 異国の言葉に包まれており 一分を数えるまでのエレベーターわれら…

2016年8月号「20代・30代会員競詠」より(3)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 ひきつづき、短歌人8月号掲載の「20代・30代会員競詠」からいくつか紹介します。今回の参加者は「無人島へ持っていくアイテム」というエッセイを寄せています。実用的なアイテムを選ぶか、孤独の時間をどう過ごすか…

2016年8月号「20代・30代会員競詠」より(2)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 ひきつづき、短歌人8月号掲載の「20代・30代会員競詠」からいくつか紹介します。この特集には去年一度だけ参加したことがあるのですが、題をつけると一連が立ち上がってきますね。 「日はまた昇り繰り返してゆく」…

2016年8月号「20代・30代会員競詠」より(1)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 短歌人8月号掲載の「20代・30代会員競詠」からいくつか紹介します。 勢いのある若手の歌を読むと気持ちが新たになる感じがします。 たれをかもしるひとにせむ真夜中の生放送のラジオ以外に /「消えたオアシス」天…

短歌人2016年10月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2016年10月号 会員2(太田青磁) 湯治場の石段上の境内に芭蕉の句碑はひそとありたり 茂吉、鉄幹、晶子、文明の碑が並ぶ草津ゆかりの百人として ティンパニをかかえて降りる階段が最初の試練コ…

短歌人2016年9月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠を紹介します。 短歌人2016年9月号 会員2(太田青磁) あかねさす紫陽花のはな紫は夏日の路地をわずかうるおす 薄紅の山あじさいはほほえみをうかべるごとし雨音消して 水滴がひかりを集め映えている 雨上が…

短歌人8月勉強会に参加しました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 8月21日(日)に目黒区中小企業センターにて、短歌人有志による勉強会に参加しました。 この勉強会は3カ月に一回のペースで、主に30代~40代の方々と開催しており、普段は5人から8人程度(少ないときは3人)なのです…

短歌人2016年8月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠を紹介します。 短歌人2016年8月号 会員2(太田青磁) 旧居留地にテニスボールの音はずむ山手の丘を風吹きぬけて 初代鉄道建築技師長エドモント・モレルの墓ヨコハマにあり モレルの墓は「鉄道記念物」とし…

短歌人2016年5月号Selection(会田美奈子選)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。5月号に投稿した作品をSelectionに掲載いただきました。 短歌人2016年5月号会員2欄 Selectiion 会田美奈子選詠まれている事から詠まれていない事への想像をふくらますような歌 一列に黙礼しており各々が手に持つ白くひ…