太田青磁の日記

There's no 'if' in life… こんにちは、短歌人の太田青磁です。

短歌の活動です

2014年4月 短歌をはじめてみようと思う 2014年7月 読書メーターコミュニティ「夜な夜な短歌」参加 2014年10月 うたの日に投稿をはじめる 2014年11月 短歌人会入会 2015年7月 髙瀬賞最終選考候補作「ステージのベル」 2015年10月 短歌人 卓上噴水「風のメロデ…

身辺雑記(2019年4月29日~5月5日)

2019年4月29日(月祝)書評の原稿を書く。分量は書けるだけのモチーフを選んであるので、そこから構成を考えつつ文章を組み合わせていく。少し長めに書いてから、間延びしているなと思う部分を削ったり、引用歌を減らしたり、順番を入れ替えたりして、字数に…

身辺雑記(2019年6月3日~6月9日)

2019年6月3日(月)いよいよ最終面接。できるだけの準備はしたという気持ちでリラックスできるか。緊張に襲われるのか。面接の直前に担当者が軽く流れを説明してくださる。ここで少しリラックスができた。最終面接は事業部の役員、管理部門の役員、配属予定…

口語短歌のリズム感

短歌四拍子説(別宮貞則『日本語のリズム』)では、五七五七七は八八八八八の時間的長さを持つという。口語短歌においてこの音符はすべて八分音符である必要はなく、一六分音符や三連符に分けたり、タイやスラーで作られるフレージングを意識した韻律がある…

身辺雑記(2019年5月27日~6月2日)

2019年5月27日(月)F社面接。いきなり社長と1 on 1 かつ、見ている書類が別の人という謎対応で呑まれた感じになる。受けた会社が雑なのかエージェントが雑なのか。過去の失敗体験を話したら、かなり雑な空気になって混乱してしまう。途中から、同年代か少し…

身辺雑記(2019年5月20日〜5月26日)

2019年5月20日(月)A社面接。ひさしぶりの面接なので緊張しまくっていたのと、想定されていた求人と違うところをアピールしてしまい、ずれた空気を戻せずに時間が終わる。何度も具体的な説明を求められ、歌会みたいだな、などと関係ないことが頭をよぎる。…

身辺雑記(2019年5月13日~5月20日)

2019年5月13日(月)思考も行動もニートっぽくなってきて、未経験でもやっていける労働をした方がよいのかもしれない、などと考え始める。たなくじがわりと良かったので心の支えにする。 2019年5月14日(火)一日中、ぼんやりと過ごす。ヤクルトは先発がなか…

身辺雑記(2019年5月6日〜5月12日)

2019年5月6日(月休)文学フリマへ参戦する。と言ってもブースを出すわけではないので、比較的のんびりと会場へ向かう。今回は将棋短歌アンソロジー「3一詠」に作品10首と「将棋のうた」というエッセイを寄稿したので、多くの方が読んでくれるといいなと思…

身辺雑記(2019年4月29日~5月5日)

2019年4月29日(月祝)書評の原稿を書く。分量は書けるだけのモチーフを選んであるので、そこから構成を考えつつ文章を組み合わせていく。少し長めに書いてから、間延びしているなと思う部分を削ったり、引用歌を減らしたり、順番を入れ替えたりして、字数に…

身辺雑記(1/14~1/20)

1/14(月) 連休の最終日。体調も安定しないのでのんびり過ごす。 王将戦を将棋連盟モバイルで見つつ、振り飛車党なので、手元の盤で後手の久保王将を持って並べてみる。やっぱり渡辺棋王は強すぎる。 併願校の出願手続きをネットで済ませる。画像をアップロ…

短歌人2019年1月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。今年最初の月例作品です。 ハロウィーン明けたらやたら光りだすそれぞれの駅のイルミネーション外苑に等間隔にならびたる銀杏幾本かは黄を帯びて青山に霊園ありてたまさかなれど高祖父の墓参りたりみんな飲んでるビールを…

身辺雑記(1/1〜1/6)

1/1(火) あけましておめでとうございます。子の受験を控えているためか、例年よりも年末年始という感じがあまりしない。 お雑煮を食べたあと、妻は実家に行くとのことで、子の書き初めにつきあう。(いいやつを選ぶだけ) 模試やテキストの間違えた問題の…

新世代がいま届けたい現代短歌を読む①

短歌ムック「ねむらない樹」の特集「新世代がいま届けたい現代短歌100」を読みます。四人の新世代歌人の選んだ歌を追ってみます。まずは、大森静佳さんの選歌した歌から読みはじめます。 ああなにをそんなに怒っているんだよ透明な巣の中を見ただけ/盛田志…

2018年11月短歌人東京歌会に参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 11月25日(日)に短歌人東京歌会に参加しました。この日は文学フリマ東京と日程が重なっていたので、後半のミニシンポジウムだけでいいかなと思っていたのですが、文フリ会場で会った方から詠草少なめらしい、ということ…

短歌人2018年12月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。今月の月詠です。 すっぱりと斜め四十五度に切られた月をしばし見ている 台風一過の運河のみずは鈍くひかり水羊羹のようにゆれおり 夕空にまだらに浮かぶうろこ雲 こわいと言われればこわい気がする 自習室が閉まる十時は…

短歌人2018年11月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。今月の月詠です。 モニターの石原さとみで涼をとる乗車率200%の朝鈍行を乗りついでゆく乗るごとに車両みじかく町はのどかに雨雲レーダー真紅に染まるセルにいて折りたたみ傘はただの棒なりマヨネーズ多めで頼む平和園の冷…

短歌人2018年10月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 明け方にあるいた川沿いの道をもう一度あるく夕まぐれ この夏はなぜかやたらとぼんやりしていて、全国集会に出した一首を送るのが精いっぱいでした。どこの川なのかは分かる人には分かるかもしれません…

短歌人2018年9月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 冷麺を食みつつ歌集の話せり盛岡に暮らす高校生と不来方のお城へ向かう朝まだき吸われし空は雲に隠れてサンビルに四人が集う 文フリは同い年に逢うための旅旅先に当たりの喫茶店あれば再び訪なうのが習…

2018年7月短歌人東京歌会とビブリオバトルに参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 池袋のいつもの会場が工事中につき、芸術劇場のリハ室を借りて歌会です。こういう部屋は、オーケストラの練習で使っていたことが多く、セッティングにも何だか張り切ってしまうのですが、研究会のプレゼンターの役割もあ…

短歌人2018年8月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 御殿山の坂をのぼりて現代美術コレクションに浸るひととき洋館の階段ゆるく曲線を描く手すりの手ざわり滑らか前後左右を白きタイルに囲まれてわれの思考は四角くなりぬ鳴りやまぬ電話のベルを聞いてい…

短歌人2018年7月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 表紙のみ印刷に出す 文章は前々日まで書く前提で紙を折りホチキスで綴じ紙を折る 繰り返すほどに精度はあがる文フリに行きたいという子を連れて遠足の日のようにバスに乗るカレーしか食べ物はなくふた…

短歌人2018年6月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 一市民を意識したしと春雨の議事堂前にわれしばし立つ 自意識が邪魔をしておりコールには静かな怒りの念のみ送る <ここからは出れません>とう看板のら抜きにあらわる出来合いの感じ 「水色のヘアアクセ…

『冒険者たち』刊行記念トークイベントに参加しました

こんにちは、太田青磁です。 5月19日(土)に赤坂の双子のライオン堂で開催された「ユキノ進『冒険者たち』刊行記念トークイベント」に参加しました。テーブルを挟んでパネリストと10名ほどの参加者が打ち合わせのように輪になって並ぶアットホームな感じの…

第3回千歳烏山歌会に参加しました。

こんにちは、太田青磁です。 5月12日(土)に千歳烏山歌会に参加しました。この歌会は未来の嶋凜太郎さんが中心となっている歌会で、少人数で連作形式の作品を読みあう批評を中心とした集まりです。 未来の各欄の方々、塔の方、短歌人のわたしと結社の枠を越…

短歌人2018年5月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 髪を切りわすれた雨の日の前髪が湿度をまして視界をふさぐ 阪神の話題でやたら盛りあがっているうどん屋の隅に相席を得る タンパクを取るべきだという友がいて釜肉うどんに玉子をつける 肉をよけつつう…

2018年4月夏韻集首都歌会に参加しました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 4月1日に未来夏韻集の首都歌会に参加しました。夏韻集首都歌会は3か月に一度、主に新宿で開催されているのですが、記名無選歌でひたすら歌を読むというスタイルに得るところが大きく、2年ほど前から参加しはじめて、…

わからない歌をよむ

こんにちは、短歌人の太田青磁です。短歌人2018年3月号の雁信に斉藤斎藤さんが次のように述べています。 短歌がうまくなるには、歌集をたくさん読むとよい。それも好きな歌集ではなく苦手な歌集、上手いけれども好きになれない歌集を読むとよい。 短歌を始め…

短歌人2018年4月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 歌会のち二次会のち三次会のち京へと向かう夜のバスにてスーツケースにアンソロジーを詰め込んで文フリというキャラバンに出る夜行バスの座席は巣なり ペットボトルを数本持って巣にこもるなり眠剤をキ…

千歳烏山歌会に参加しました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 3月25日の日曜日に千歳烏山歌会に参加しました。この歌会は五首の記名連作の互評をおこなうのですが、今回は十五首で発表した作品のラスト五首を評してもらいました。 無記名一首を評するときは、その歌自体がもつ意味や…

推し歌人アンソロジー③(最近のイチ推し歌人編)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 推し歌人アンソロジーです。①影響を受けた歌人、②好きな歌人、に続いて今回は、③最近のイチ推し歌人です。わたしが推すまでもなくすでに注目を集めている方もいますが、できるだけ様々な媒体から歌を紹介します。 大切な…