太田青磁の日記

There's no 'if' in life… こんにちは、短歌人の太田青磁です。

夏韻集首都歌会に参加しました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 新年最初の歌会は未来の大辻さんの開催する夏韻集首都歌会でした。3か月に一度東京で開催されている歌会なのですが、記名の歌を目の前で丁寧に読んでもらう場は案外と少なく、作歌はもちろん批評の方法をじっくりと味わ…

短歌人2018年1月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 ひと駅をあるく ひと駅たびをする ひと駅ぶんのわたしがわかる点滅が近づいてきて点滅はロードバイクとともに去りゆくチョークにて〈ここで夜景をお楽しみください〉狭きわが家のベランダなれど子のつ…

結社と添削について思うこと

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 12月号の短歌人が届きました。作品欄はもちろんなのですが、連載を楽しみしているコーナーもあり、その中でも「インタビュー短歌人」は毎月毎月楽しみにしています。 今月は西村美佐子さんのインタビューが掲載されてい…

短歌人2017年12月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年12月号 会員2(太田青磁) 青いひとのいのちのゲージは徐々に減り点滅ののち 赤いひと 海ほたる東京湾にぬっと出でて次から次へ車を吐けり 地下鉄が地上の橋をわたるときやけにあかるい叫…

文学フリマ東京に「真砂集」を出展しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 11月23日(木・祝)に開催された文学フリマ東京に、はじめて出展者として参加しました。1975年生まれ短歌アンソロジー「真砂集」を発行しました。 同年代アンソロジーはいろいろなところで見かけますが、総じて同じ時期…

1975年生まれ短歌アンソロジー「真砂集」(まなごしゅう)を発行します。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 このたび1975年生まれの歌人の皆さまに協力をいただき、「真砂集」(まなごしゅう)というアンソロジーを発行することになりました。 参加者22名の新作および自選の短歌に加え、評論、エッセイ、アンケート、書評を含む6…

短歌人2017年11月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年11月号 会員2(太田青磁) 台風の目ははっきりと透明でそこだけ都市の名前がわかる 塾・病院・歌会・塾・塾 平日の夜にひとりの時間作れず 壁を剥がれた地下鉄駅は昭和なり徐々に貼られて…

さまよえる歌人の会で『人魚』を発表しました。

こんばんは、短歌人の太田青磁です。 10月21日にさまよえる歌人の会で染野太朗さんの『人魚』のレポーターをしました。 7月の短歌人の研究会でも『あの日の海』と『人魚』の発表をしたので、今回は聞き役に回ろうと思っていたのですが、せっかくなのでもう一…

短歌人2017年10月号会員2欄(2)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 短歌人2017年10月号会員2欄から ボタニカルアートといふ語を知らぬまま飽きず図鑑を眺めてゐたり/柊慧 もう死んでいるので冷房は十八度にしてください水と綿/国東杏蜜 切りたくないものも切りつつ勝ちにゆき緑一色にも…

夜な夜な短歌集2017年秋号に参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 わたしが短歌をはじめるきっかけとなった、読書メーターの夜な夜な短歌のメンバーが季刊誌を発行しました。今回もこの季刊誌に参加しています。 夜な夜な短歌集第12巻2017年秋号の題は「燃」です。 「炎上案件」 プロジ…

短歌人2017年10月号会員2欄(1)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 短歌人2017年10月号会員2欄から 『富士日記』を読んで夜明けに家を出る車のトランク静かに閉めて/柳橋真紀子 ドイツ館の屋根にドイツのまぼろしや俘虜が第九を歌いしところ/福永文子 不機嫌な朝にはねらるるパスワード…

短歌人10月東京歌会に参加しました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 10月14日に池袋で開催された短歌人東京歌会に参加しました。 見学の方がたくさんいらしてくださって、活発な会となりました。季節の歌に加えて、社会詠が比較的多めにあったように感じました。 人数の多い歌会で、集中し…

染野太朗×花山周子トークショー(書肆侃侃房フェア記念)に参加しました(2)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 10月1日の夕方に双子のライオン堂で開催された、染野太朗さんと花山周子さんのトークショーに参加しました。 (前回の記事はこちらから) 染野太朗×花山周子トークショー(書肆侃侃房フェア記念)に参加しました(1) - …

染野太朗×花山周子トークショー(書肆侃侃房フェア記念)に参加しました(1)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 10月1日の夕方に双子のライオン堂で開催された、染野太朗さんと花山周子さんのトークショーに参加しました。 15名程度のわりとアットホームな空間に、染野さんと花山さんがそれぞれの10首選を持ち寄り、お互いに語り合う…

作品月評8月号に掲載されました(短歌人2017年10月号)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 8月号に掲載された短歌の評をいただきました。 短歌人2017年10月号 作品月評8月号会員2欄 斉藤斎藤評 納会は納涼船なり桟橋に職責順に社員居ならべり(太田青磁) 大きくはない船に積み込まれ、勤務時間よりも窮屈そうな…

夏韻集首都歌会に参加しました

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 10月1日は朝から未来夏韻集首都歌会に参加しました。 大辻さんの歌会では、各自が人数分の詠草を用意してのぞむ無選歌の歌会なのですが、作者がわかった状態で批評を聞くのは貴重な機会だと感じており、できるだけ参加し…

短歌人2017年10月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年10月号 会員2(太田青磁) 整理券をお取りくださいというバスに揺られて向かう石切場まで 塩を舐め四千回も鶴嘴(つるはし)を振るいて切りし頃もあったと 天然の冷蔵庫なり石室(いわむ…

短歌人2017年9月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年9月号 会員2(太田青磁) 北鎌倉のホームは狭し降りたてば心太(ところてん)のごとく押し出されたり 明月院への参拝の列長ければ早々にスルーする軟弱なわたし 道の辺の紫陽花は日に褪せ…

短歌人2017年8月号「20代・30代会員競詠」より

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 短歌人8月号は毎年、20代・30代の特集があります。わたしは30代の終わりで短歌をはじめたため、一度しか参加できませんでしたが、題をつけて連作を出す経験は得がたいものがあるなと思います。欄頭から3首を。 無防備…

短歌人夏季全国集会 いい歌バトルプレが開催されていました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 いい歌バトル@宇都宮には、短歌人以外の結社や同人などで活躍されている方々にもたくさん見学に来てくださいました。なかでも、伊舎堂仁さん、睦月都さん、伝右川伝右さんが、短歌人の歌人の歌を持ち寄って note.mu と…

短歌人夏季全国集会(2017)に参加しました。(2)

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 引き続き、夏季集会の話題をいくつか。 「いい歌バトル@宇都宮」では、台本のない進行はやはり盛り上がるものだなあと思いました。運営については、外部の方にいらしていただくのであれば、受付は準備しましょうとか、…

短歌人夏季全国集会(2017)に参加しました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 8月5日・6日の2日間、短歌人の夏季全国集会が宇都宮で開催されました。 初日は「いい歌バトル」と称した、参加者(短歌人所属歌人10名+ゲスト宇都宮敦さん、服部真里子さん)がここ一年に出版・販売された歌集、総合誌…

短歌人2017年8月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年8月号 会員2(太田青磁) 納会は納涼船なり桟橋に職責順に社員居ならべり 舳先にて橋をくぐりぬ その橋の横顔しばし見つめていたり スマートフォンの激しく割れた画面見るわれのからだは…

書評『WAR IS OVER! 百首』南輝子歌集

ふめば肉体につたはるうおんうおん桜花ふみしむ父踏むやうにしやりしやりと舎利骨片の音させてこよひ喪の戸へ銀河ふりしく 南輝子の第四歌集は、一冊を通じて亡き父への挽歌であり、平和をこいねがう鎮魂歌で構成されている。桜や骨といった失われた命を彷彿…

短歌人東京歌会にて研究会発表をしました。

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 7/9(日)の東京歌会に参加しました。詠草は56首とけっこう多めでしたが、活発に歌の批評ができました。今回は月詠のを選をお願いしている方に批評してもらうことができて、視点や構成などの基本的な要素をもっと意識し…

サラダ記念日(本歌取り風パロディ)

「この味がいいね」と君がゑゑゑゑゑゑゑゑゑもとは唐揚げだった にぎやかに釜飯の鶏ゑゑゑゑゑゑゑゑゑひどい戦争だった 加藤治郎『ハレアカラ』(砂子屋書房) 「この味がいいね」と君が言ったから「並にサラダをおつけしますか?」 「お客さん」「いえ、…

第16回髙瀬賞受賞作「光のあわい」浪江まき子さん

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 短歌人7月号は髙瀬賞(短歌人新人賞)の発表がありました。 今年の受賞作「光のあわい」は一首一首に独自の観察眼があり、自分の視野と自分を俯瞰的に捉える視野の重なりをうまく描きとった歌が多く、都市に生きる生活者…

短歌人2017年7月号

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 今月の月詠です。 短歌人2017年7月号 会員2(太田青磁) パイプ椅子をたたむ早さを競いおり管弦楽団員なるわれは ぬばたまの月なき夜の川面見ゆラフマニノフの二番のピアノ 藤棚が風になびくに目あげればスカイツリーは…

書評『古歌そぞろ歩き』島田修三

著者は愛知淑徳大学学長であり、「まひる野」編集委員を長年にわたって務める古代和歌研究の第一人者である。本書は記紀万葉から近世までの古歌を広く一般読者に紹介した足掛け四年にわたる連載をまとめた一冊。「春、夏、秋、冬、賀、相聞・恋、挽歌・哀傷…

歌会についての雑感

こんにちは、短歌人の太田青磁です。 歌会についての雑感として、最近感じていることなどを書きたいと思います。 歌会とはどんな場なのだろうか。わたしが初めて参加した歌会は「うたの日」というインターネット歌会であった。毎日、題が出され、その題をも…